人間関係

人間関係の悩み解決の大きなカギ「5つ星」とは?

現代人の悩み

いつの時代も私たち人間にはさまざまな悩みが付きまとうものです。しかし、現代に生きる私たちがもっとも煩わされているものは何だと思いますか?それはズバリ、人間関係の悩みです。ある調査会社が人の悩みについて行ったアンケート結果によれば、実に悩みの9割は人間関係にまつわるものだったと言います。それは、仕事上の人間関係ということもあるでしょうし、夫婦など非常に近しい人との関係に悩んでいるということもあるでしょう。また、親子関係がどうにもギクシャクして解決の兆しが見えないというご家庭も少なくないはずです。他にも、ご近所さんとの間に難しいトラブルを抱えてしまっている人、ママ友との関係に四六時中、心を悩ませている人も多いことでしょう。私たちは社会で生きていく以上、人と関わるのは避けられないわけですが、実に多くの人がその人間関係に振り回されているのが実情なのです。

悩んでいると同時に、たいていの人はそのような人間関係になど振り回されたくないとも感じているはずです。しかし、人間関係に煩わされている人が考えてしまいがちなことがあります。それは、「どうして相手は自分にこうするのだろう」「どうして自分にこうしてくれないのだろう」といったことではないでしょうか。自分の思うようなことをしてくれない周囲の人に対して、あなたはとても大きなストレスを感じてしまうのです。

ここで重要なのは、人間関係をスムーズなものにしたい時、相手を変えようとすることが解決の糸口になることはないということです。あなたが相手に変わってほしいと思って必死に働きかけても、何の解決にもならないのです。それどころか、相手を変えようとすればするほど事態は深刻になってしまうでしょう。それとは逆に、自分の気持ちを我慢して相手を優先するばかりというのでも、あなたのストレスが溜まっていくのは当たり前です。我慢というのはそんなにいつまでもできるものではありません。人間関係をスムーズにしたいと考えるのなら、そういったことよりも他にするべきことがあります。

過去と他人は変えられない

人間関係をスムーズにしたいと思ったら、まずは相手を知ることが必要ではないでしょうか。さらに言えば、その前に自分を知る必要があるのは言うまでもありません。自分の特性をしっかりと把握し、その上で相手のことを十分に知ることができれば、相手に対して取るべきコミュニケーションは違うものとなるはずです。すると、その後の二人の関係はかなりスムーズに進んでいくことでしょう。過去を変えることはできませんが、今後の関係はあなた次第でいくらでも改善させることができます。

また、他人を変えることはできませんが、その人のことをよく知って、その人に合わせた行動を自分が取れば、解決に進みます。過去と他人は変えられないので、自分を変えるようにすれば良いということです。

自分や相手の特性を知ることなしに、他人をコントロールすることなど不可能です。もしも、会社の部下にもっと働いてもらいたい、モチベーションを上げてほしいと望むのなら、自分を知り、部下の特性を知ることからスタートしましょう。これができれば、人間関係の悩みはかなり少なくなるものです。きっと、毎日の生活が楽しいものになっていくことでしょう。

生年月日で算出する

人の特性というのは、九星気学の考えでいうと、大きく5つに分けることができます。それは、本命星(ほんめいぼし)、月命星(げつめいぼし)、最大吉方(さいだいきっぽう)、傾斜(けいしゃ)、同会(どうかい)という5つ星です。これらは、生まれながらにして私たちが持っているものといって良いでしょう。そのため、この5つの特性を使いこなすことができれば、あなたを悩まし続ける人間関係を今までよりずっと円満なものにできるはずです。

ちなみに、九星気学というのはもともと中国で生まれた考えです。生まれ年から性格や能力、人との相性などさまざまなことを知ることができるという占術で、一白水星(いっぱくすいせい)、二黒土星(じこくどせい)といった9つの種類があります。この九星気学においてもっとも重要なのは、やはり本命星といって良いでしょう。なぜなら、本命星はその人の本質を司っている9つの星のことだからです。また、九星気学における「星」とは星座のことではなく、宇宙のエネルギーのことを指しています。私たちが生まれてくる時には9つの宇宙のエネルギーを取り込むと考えるのですが、本命星は生まれた年の九星であることから、とても重要ということになります。

そんな本命星をはじめとした5つ星は、生年月日で算出することができます。生年月日さえわかれば自分の本質がわかるので、後はいかに自分の特性を使いこなしていくかがカギとなります。5つ星を知って、できるだけストレスの少ない人生を歩んでいきましょう。