開運

幸せを最短距離で手に入れる「最大吉方」の活用法

幸せで豊かな人生に必須

幸せで豊かな人生というのは、この世に生きる誰しもが願っていることではないでしょうか。そして、そんな素晴らしい人生に必須なのが「最大吉方(さいだいきっぽう)」という考え方です。これは九星気学の中で非常に重要なポイントとなる星と言えます。

九星気学では、すべての物事を三碧木星、四緑木星など9つの星であらわしていますが、9つの星たちは常に巡回をしています。そして、自分が生まれた年に巡っている星のことを「本命星」と言い、生まれた月に巡っている星は「月命星」と呼んでいます。本命星というのはその人の本質を司るもので、いわば宿命のようなものと言って良いでしょう。一方の月命星はその人の精神的なものを司っている星と言え、精神が形成される幼少期に特に強い影響を受けることになります。また、9つの星たちはそれぞれに相性の良い星とあまり相性の良くない星というのがあるのですが、本命星と月命星の両方にとって相性の良い星というのがあり、それが最大吉方という星です。

開運しようとすれば、相性の良い星を揃えるのが当然と言えば当然でしょう。例えば、本命星が一白水星で月命星が九紫火星という方なら、碧木星と四緑木星が双方にとっての相性の良い星ということになります。また、「吉方」という名称の通り、吉と出る方角を教えてもくれるので、旅行の行き先や引っ越し先を決める時に活用すれば、その場所できっと良いことに巡り合えるはずです。何しろ、宿命と精神的なものという、その人を形成している重大要素から割り出したものなのですから、十分に使いこなすことができれば、最短距離で幸福を手にできるに違いありません。人生における重要な局面で活用するのがオススメです。

お願い上手

最大吉方は、さまざまなことを通して私たちの人生を幸福なものへと導いてくれる素晴らしい開運法です。例えば、小さな会社を経営している方がいたとしましょう。小規模経営となれば、どんな些細な事でも一人だけで考えて決断していかなければならないものです。そのため、いつの間にかたくさんのことを自分一人で抱えることになってしまうかもしれません。しかも、もともと人に頼ることが苦手という方なら、その傾向はますます強くなっていってしまうはずです。すると、四六時中仕事のことで頭がいっぱいになり、空回りすることも増えて、ミスも誘発されやすくなります。必然的に家族と一緒に過ごす時間は後回しとなり、仕事に追われる日々を過ごすことになります。そうなれば、次第に家庭での自分の居場所がなくなってしまうことは想像に難くありません。最初は家族のため、自分のためと一生懸命頑張ってきたはずであったのに、いつのまにか家族関係はぎくしゃくし、彼は独りぼっちになってしまい兼ねないのです。幸福を目的に一生懸命働いてきた結果がこれでは、元も子もありません。

そんな方にまさにふさわしい開運法といって良いでしょう。この星を十分に使いこなすことができれば、自分に不足していることやその不足を補ってくれるキーパーソンがわかるようになるからです。この星を十分に活用し、それに沿った行動を取っていれば、もう自分一人で抱え込むなどということはしなくて済むようになります。この星を活用できるようになれば、それまでの自分からは考えられないほどお願い上手になり、人に任せるということができるようになることでしょう。つまり、それまで重く抱えていたことをいとも簡単に手放せるようになるのです。同時に、タイムマネジメントも上手になるので、仕事の効率が格段にアップして、会社の売り上げを伸ばすこともできるようになります。こんなに素晴らしいことはありません。もちろん、それまでだって自分なりに努力して一人で抱え込まないようにしていたことでしょう。しかし、最適な方法がわからないために、残念ながら結果に結びつかなかったのです。

家族との時間

運を引き寄せて仕事がうまくいくようになると、少しずつ心にも余裕ができてくるものです。すると、家族と一緒に過ごす時間が取れるようになります。家族みんなの笑顔も増えていくに違いありません。そして、家族みんなが有意義な時間を過ごすことが人生の幸福につながるのです。まさに、最大吉方は最短で幸せになるパスポートといって良いのではないでしょうか。九星気学では、これまでに触れた3つの星の他に、傾斜(けいしゃ)、同会(どうかい)という星があり、これらを5つ星と呼んで重要視しています。しかし、そんな5つ星の中でもとりわけ重要な要素を含んでいるのが最大吉方といって良いでしょう。是非、この星を味方に付けて幸せになるべく、自分の運勢を強固なものにしていきましょう。最大吉方は、本命星と月命星がわかれば簡単に割り出すことができます。今まで空回りしてきたことが好転していく様に、自分で驚くかもしれません。