開運

60種の「十二支」でわかる、あなたらしさとは?<後編>

生まれ年の十二支を調べる

空気や電気・天気など、私達の周りに流れている目に見えない「気」というものは、とても大事な働きをしています。気学は「天の気」「地の気」「人の気」の3つの気の流れを見ることで、仕事やプライベートで起こる出来事の最適なタイミングを知ることができる学問と言われています。その中でも、地の気にあたる十二支を知ることで、自分の適正を知ることができます。

12種類ある干支の動物は、生まれた年によって、さらに5種類に分けられます。合計60種類あるので、六十干支とも呼ばれています。60種類の十二支が書かれた表を見て、自分がどのタイプなのか調べてみましょう。ここでは午・未・申・酉・戌・亥それぞれ5種類の特長を確認します。タイプにあった仕事や趣味を選ぶことで、より充実した人生を送ることができるでしょう。

【午(馬)の5種類】

神馬(しんば)は人付き合いが上手なので、リーダーとして最適な人物です。仕事でも成功を収めるでしょう。
競争馬(きょうそうば)は、良いライバルを見つけて競うことで能力を発揮することができます。
荷馬(にば)は忍耐強く、縁の下の力持ちのような存在の人です。人に指示されたことを淡々とこなすことが得意です。
兵隊馬(へいたいうま)は気性が荒いので、喧嘩っ早い点には注意しましょう。
種馬(たねうま)は新しいものを生み出す力があるので、起業家として成功しやすいでしょう。

【未(羊)の5種類】

白羊(しろひつじ)は容姿端麗な人が多いと言われています。頭の回転が速く、才能があるので、何をやっても成功するでしょう。
病羊(やまいひつじ)は人の痛みに敏感で優しい人なので、看護師やカウンセラーなど、人のケアをする仕事に向いています。
物言羊(ものいいひつじ)は、話すことが好きで賑やかな人です。司会業など、話すことを仕事にすると良いでしょう。
野羊(のひつじ)は体力があり、パワフルです。新しい環境に馴染むのも早く、適応能力が高い人です。
毛羊(もうよう)は自分を売り出すことがお金につながるので、モデルや芸能活動に挑戦すると良いでしょう。

【申(猿)の5種類】

王猿(おうざる)は頭の回転が速く、実力もあり、リーダーになって人をまとめることが得意です。
大猿(おおざる)はマイペースで、言動と行動が伴わないことがあるので注意が必要です。有言実行を心がけましょう。
赤猿(あかざる)は飲み会やパーティなど、楽しいことが好きな人です。コンパニオンなど、お酒に関わる仕事に向いています。
山猿(やまざる)はじっとしているのが苦手で、常に動き回っているパワーのある人です。
芸猿(げいざる)は要領と物覚えがよく、人に合わせるのが上手です。

【酉(鳥)の5種類】

野鳥(やちょう)は動き回るのが好きなので、営業職に向いています。
家鳥(いえどり)は、外より家にいるのが好きな人です。家で商売をすると成功するでしょう。
軍鳥(ぐんちょう)は頭がよく、リーダーに向いています。組織のトップになると力を発揮できます。
闘鳥(とうちょう)は喧嘩っ早いところが長所でもあり、短所でもあります。
水鳥(みずどり)は水との相性がいいので、水泳やサーフィンなどを趣味にすることがおすすめです。

【戌(犬)の5種類】

猛犬(もうけん)は正義感が強いので、警察官や弁護士に向いています。
猟犬(りょうけん)は、目標に向かって努力することが得意です。商売のセンスがある人です。
野犬(やけん)は生命力が強く、どのような環境でも生きていける強い人です。
愛犬(あいけん)は甘え上手で家庭的です。人の世話をすることに向いています。
狂犬(きょうけん)は一つのことにとことん打ち込む性質なので、好きなことを仕事にすると良いでしょう。

【亥(猪)の5種類】

勇猪(いさみいのしし)は実力があり、勇ましく、いろんなことに挑戦する人です。
遊猪(あそびいのしし)は遊ぶことから利益を生み出せます。楽しいと思うことをどんどんやりましょう。
病猪(やまいいのしし)は聞き上手で優しいので、医療関係の仕事に向いています。
家猪(いえいのしし)は家に関することに縁があります。建築やインテリアなど、家に関わる仕事がおすすめです。
荒猪(あらいのしし)は、人の言うことを聞かない頑固なところがあります。周りを見ることも大切です。

個性を理解して円滑なコミュニケーションを図る

同じ干支でも、生まれた年によって特長が異なり、向いている仕事なども大きく違ってきます。今の仕事がうまくいかないと思っている人は、自分のタイプに合った仕事を探してみることをおすすめします。

60種類のタイプの違いを理解して受け入れることで、相手とのコミュニケーションがよりスムーズになります。仕事でもプライベートでも、人間関係のトラブルなどを減らすことができるようになるのではないでしょうか。会話のきっかけにもなるので、六十干支を上手に活用してみてください。