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60種の「十二支」でわかる、あなたらしさとは?<前編>

生まれ年の十二支を調べる

同じ干支の人でもうまくコミュニケーションが取れない、自分と特長が異なると感じたケースはありませんか?これは無理のない話です。実は、それぞれの干支に対して、それぞれ5種類の異なるタイプがあります。ですから、干支は60種類に分類されます。同じ干支でも、5つのタイプのうち、いずれかによって性質も変わってくるわけです。

60種類のうち、自分がどの干支に該当するのかは、生まれ年によって決まります。例えば、2021年に成人するのは平成12年4月2日から平成13年4月1日生まれの人です。平成12年は上り竜、平成13年は怒り蛇です。このように、生まれ年によって干支が変わってきます。干支の一覧表を掲載しているホームページがあるので、こちらでチェックしてみるといいでしょう。ここでは、前半の子から巳までについての性質について見ていきます。

【子(鼠)の5種類】

子の場合、木鼠・寺鼠・野鼠・家鼠・溝鼠の5種類に分類できます。木鼠には繊細さや愛嬌があります。また、お金を稼ぐのがうまいという特色を持ち合わせています。2つ目の寺鼠は頭がよく、勉強好きで、面倒見の良い性格の方が多いです。野鼠は自由で束縛されるのが嫌いです。家鼠は文字通り、家で過ごすのが好きなのですが、冒険させると能力を発揮する傾向が見られます。溝鼠はどのような環境でも適応できる生命力の強さが特徴です。

【丑(牛)の5種類】

丑年については、乳牛・耕牛・水牛・牧牛・牽牛の5種類があります。乳牛は周りに流されやすい傾向が見られます。耕牛は働き者で、誰かに使われることが多いです。水牛は元気があって、自分で何でもやっていきたいところがあります。牧牛はマイペースで、少しフラフラする傾向が見られます。牽牛はリーダーシップがあり、頭がよく、幸運に恵まれている人が多いです。

【寅(虎)の5種類】

寅年を見てみると、猛虎・寝虎・暴虎・走虎・母虎の5タイプに分類できます。猛虎は実力はありますが、自分で突っ走ってしまう傾向があります。寝虎は寝てばかりいる特徴があります。暴虎は気性が激しいため、ケンカを起こしやすいです。走虎は走ってばかりいて、忙しい人が多いです。母虎は子供の面倒見がよく、世話好きです。

【卯(兎)の5種類】

兎年の場合、狡兎・野兎・家兎・月兎・玉兎の5種類です。狡兎は文字通り、ずる賢さが特徴で、バランス感覚に優れています。野兎は何でも自分でやりたがり、行動力にあふれています。家兎は少し自己中心的な傾向が見られます。月兎は夢見がちで、時に現実逃避してしまう恐れがあります。玉兎はお金に縁があり、頭のよさも手伝って、商売上手な特色があります。

【辰(竜)の5種類】

辰年の場合、下り竜・寝竜・出世竜・上り竜・隠し竜の5種類です。下り竜はマイナス思考に陥りがちです。寝竜は寝てばかりいる竜です。出世竜はリーダーシップがあって、自分だけでなく、ほかの人も引き上げる力を持っています。上り竜は自己中心的な性格の持ち主の方が多いです。隠し竜は普段少しだらしないところがありますが、やる時はやる傾向が見られます。

【巳(蛇)の5種類】

巳年を見てみると、長蛇・巻蛇・王様蛇・怒り蛇・寝蛇の5種類からなります。長蛇は理屈っぽくて、行動になかなか移さない傾向が見られます。巻蛇は堂々巡りする傾向があって、考えるばかりでなかなか行動しません。王様蛇はリーダーシップがあって行動力がある半面、プライドの高い傾向が見られます。怒り蛇は不平不満ばかり言っている人が多いです。寝蛇はのんびり屋で、寝てばかりいるのが特徴です。

十二支に付いた漢字が 5種類の違いのポイント

干支とは、天の気である十干と地の気を意味する十二支によって構成されています。この2種類の組み合わせによって、それぞれの個人の気質や運勢などを鑑定していきます。同じ干支でも生まれ年によって特徴が大きく変わってくるので、どうも自分と合わない人が出てくるのも無理もないわけです。

ここまで見てきたように、頭にどのような文字が付くかによって、おおよそのキャラクターがわかります。例えば、子年の家鼠の場合、「家」という漢字が頭についています。ですから家で過ごすのが好きな人も多いです。もしかすると、家鼠の生まれ年の人はインドア派の方が多いのではありませんか?このように、漢字を見ることで、自分のキャラクターを見直してみるといいでしょう。

寝虎や寝竜、寝蛇と「寝」という文字のついているものもあります。寝てばかりいると言われると、何か悪いイメージを抱く人もいるでしょう。これは見方を変えると、のんびり屋さんであるとも言えます。のんびり屋さんで、一見すると虎や竜、蛇には見えないかもしれません。しかし、このタイプの人は、本来は実力者という人も少なくありません。実力をあえて見せびらかすに、普段はだらしないように見せかけているだけ、と好意的に解釈できます。このように、どの干支にもいいところと悪いところがあります。一度、自分のことも深く分析してみませんか?